当院のリハビリ科の特徴は、決められた訓練・回復ではなく、在宅復帰を目指す方には実際の生活で必要な機能を重視し、 患者さんやご家族の方が希望される機能回復に寄り添ったリハビリをさまざまな角度から考えた訓練を提供しています。
理学療法士:13名
作業療法士:8名
言語聴覚士:2名
助手:1名
理学療法は、日常生活・日常の動作が低下している方に対して行います。 まずは、身体機能の改善に重点を置き、基本動作(寝返り、起き上がりなどの練習)や歩行練習、物理療法(温熱・電気療法)などを提供します。
作業療法では、応用的な動作を中心に行います。日常で必要な生活動作(食事・整容・排泄、家事動作)と手や指を細かく使う作業活動を提供します。
言語聴覚士では、『話す・聞く・読む・書く』というコミュニケーションに関連する練習・助言などの支援を行います。 さらには、嚥下訓練・口腔周囲のストレッチ・運動なども提供します。
失語症や構音障害、音声発話障害の方に対する言語訓練と摂食嚥下障害の方に対する訓練を行っています。 昼食時は実際の食事を観察しながら、病棟スタッフと情報共有・意見交換をしたりしながらリハビリ内容を考え、提供しています。
現在、最も多い疾患は、以下のようなものです。
①ESPERGE(電気刺激装置)
筋力増強や除痛など、目的に合わせて使用しています。小型で持ち運びができるので、病棟でのリハビリテーションでも活用しています。
②デジタル絵カード
タブレットを用いてデジタル絵カードを使用しています。
病棟でのリハビリテーションでも、タブレット1台を持っていくだけでいいので、非常に便利です。
患者さんの声を録音し即時にフィードバックもできるので、訓練の質も向上しています。
リハビリ科では、教育・研修・学会発表などセラピストとしてのスキルアップに努めています。
詳しくは医療法人医誠会リハビリテーション部のページをご覧ください。